豊田喜一郎
父佐吉の自動織機開発に協力、さらに紡績機械も開発。その繊維機械事業を基盤に、自動車の大量生産を目指して国産技術の開発に努め、自動車産業の基盤を築いた、豊田喜一郎の足跡をご紹介します。
- 1894年
-
- 静岡県敷知(ふち)郡吉津村山口113番地の2に生まれる
- 1924年
-
- 杼換式自動織機の完成に参画
- 1929年
-
- 英国プラット社へG型自動織機の特許権を譲渡
- 1931年
-
- ハイドラフトリング精紡機完成
- 4馬力の小型ガソリンエンジンの試作に成功
- 1934年
-
- 試作工場完成、欧米からの機械設備据え付け開始
- 製鋼所完成
- A型エンジン第1号完成
- 1935年
-
- A1型乗用車試作第1号完成
- 臨時株主総会で、倍額増資と自動車製造本格化を決議(増資分の300万円は上海の豊田紡織厰が負担)
- G1型トラック試作車完成
- 1936年
-
- AA型乗用車(A1型乗用車の量産型)の生産開始
- 刈谷組立工場(現トヨタ車体刈谷工場)操業開始
- トヨタマーク決定(製品名をトヨダ号からトヨタ号に改称)
- GA型トラック生産開始(G1型を改良)
- 1937年
-
- トヨタ自動車工業株式会社設立
- 1938年
-
- 拳母工場竣工
- 拳母工場に流れ作業を導入、ジャスト・イン・タイムの実践開始
- 拳母工場内に飛行機研究所発足
- 1939年
-
- 芝浦工場開設、蓄電池研究所発足
- AE型乗用車試作完成(「新日本号」と命名)
- 1940年
-
- 天津工場を分離し、北支自動車工業株式会社設立
- 豊田製鋼株式会社設立(現愛知製鋼)
- 財団法人豊田理化学研究所設立
- 1941年
-
- 豊田工機株式会社設立(現ジェイテクト)
- 1942年
-
- 上海工場を分離、華中豊田自動車工業株式会社設立
- 航空機部発足
- 1943年
-
- 東海飛行機株式会社設立(現アイシン)
- 1945年
-
- 刈谷工場を分離独立、トヨタ車体工業株式会社設立(現トヨタ車体)
- 1947年
-
- SA型小型乗用車の生産開始(トヨタ初の小型乗用車)
- 1948年
-
- 日新通商株式会社設立(現豊田通商)
- 1949年
-
- 名古屋ゴム株式会社設立(現豊田合成)
- 日本電装株式会社設立(現デンソー)
- 1950年
-
- BX型トラック試作1号車完成(5000km走行試験)
- トヨタ自動車販売株式会社設立
- 民成紡績株式会社設立(現トヨタ紡織)
- 1951年
-
- BX型トラック<4トン積みBM型をモデルチェンジ>、BY型バス生産開始
- 1952年
-
- 初代クラウンの開発開始
- 喜一郎逝去(従五位勲四等瑞宝章を賜る)
-
AA型乗用車(1936年)
-
G1型トラック(1935年)