お知らせ
ペットボトルを使って日時計を作ろう
ワークショップ
2018.6.30
6月30日(土)に、「ペットボトルを使って日時計を作ろう」を開催しました。
講師は、NPO法人 テクノプロスの方々です。
※テクノプロス・・・トヨタグループの研究者集団である(株)豊田中央研究所のOBを中核とする技術支援チーム
今回は、太陽の動きをもとに棒の影の位置で、時刻と暦の月を読み取れる日時計を作ります。
![日時計①](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/9e2454f1fbe79612a7379b7e3c21349d4.jpg)
![日時計②](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/3b303be4f41ca4e30c96548180a131c92.jpg)
「古代から影で時刻を知ることができていたなんて、すごいね!」「太陽系の話は少し難しかったけど、どうして日時計で時刻が分かるのかが良く分かったよ」
![日時計③](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/72f3ca8287339219ba89a4e20c3a5d021.jpg)
![日時計 針金さす](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/a0e7ad40885bcfca4205437b5214e867.jpg)
※ノーモン・・・影の動きを観察するための棒。今回は、時刻と暦の月を読み取るための白玉が棒の中心辺りに取り付けてある。
「厚紙を星型に切って、角を内側に折り曲げるんだね」「けっこう固い・・・しっかり折り線をつけてから曲げよう」
星マークの中心にノーモンを挿したらペットボトルに入れ、底に空けた小さな穴に取り付けます。
「なかなか穴に入らないよ!難しい」「位置を微調整して・・・やっと入った~」
![日時計 目盛](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/0aaee34f2b230f1774e8fd25e17812ba2.jpg)
![日時計 角度合わせ](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/344691fed69dd1be1f44d8c4a21ddcfe.jpg)
「目盛のタテ軸で暦の月、ヨコ軸で時刻が分かるんだね」
続いて、目盛用紙の位置を調整します。
「白玉がタテ軸の中心、ノーモンが11:52頃をさすように・・・」「位置がずれると、正確な時刻が分からなくなるから慎重に!」
正しく位置決めできたら、セロテープで貼りしっかり固定します。輪ゴムをはずし平面台に組み付け、傾斜角度が35度になっていることを確認したら完成~!
![日時計 観測全景](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/60c604edd8c247d7970fb0e0ec27637a.jpg)
![日時計 白玉](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/e00d89db3343bddd59ecfacae58db1bc.jpg)
※均時差・・・天球上を一定の速度で動くと考えた仮想の太陽と、実際の太陽との歩みの差。地球が楕円軌道を描いて太陽の周りを回っていること、地軸が傾いていることが原因で生じる。
方位磁針で北を見つけたら水平な机の上に置き、ノーモンを北に向けます。
「6月30日で、もうすぐちょうど12時だね・・・わぁ、本当だ!ほぼ合ってるよ!」
![日時計⑨](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/579ed6cbc71fefd20eb9ca3417c3eb8b1.jpg)
![日時計UP](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/8f94c40f9f16db39470c7eae23a51376.jpg)