お知らせ
モノの命を最後まで大切に♪裂き織り体験
ワークショップ
2018.5.27
5月27日(日)に、「モノの命を最後まで大切に♪裂き織り体験」を開催しました。
講師は、彫刻などの造形作家で、ご自宅のcorgicorgi works+art、小村屋幟(のぼり)店ではお店などに飾る幟(のぼり)を制作している堀さんです。
今回は、思い出の古着を裂いて糸にして織り、もう一度布に仕上げます。
![裂き織り①](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/11b13860a19901fab20c3f856b3c3c901.jpg)
![裂き織り②](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/bfe07c9b229ada414665afc76312ae2a1.jpg)
「木綿が貴重だった寒い地方で盛んに作られたんだ。大切にしていたんだね」「江戸時代から続く技法なんだ・・・すごいね!」
次に、持参した思い出の古着を使って糸の準備です。古着の固い部分を切り取り、残った身頃にハサミで切り込みを入れ引っぱります。
「裂けた~♪タテ、ヨコ、裂きやすい方向があるね☆」
![裂き織り③](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/1e498b7dbc1374f664737fdaf1f09fe71.jpg)
![CIMG0998](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG0998.jpg)
「面白い!1本の長い紐ができたよ」「引っぱるとすごく伸びる~端は丸まって糸みたいになったよ♪」
コツコツ作業を進め十分な長さの糸を作ることができたら、いよいよ裂き織りに挑戦!
![裂き織り⑤](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/04ea514d0e1574e60ae5d1862843d2471.jpg)
![CIMG1006](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG1006.jpg)
続いて、堀さんの手本をしっかり観察。作業の流れを覚えたら、ボードに毛糸のたて糸を巻きつけ、たて糸の上下に画用紙を差し込みテープで止めます。糸を腕の長さ位に切りよこ糸にし、たて糸に1本おきに通していきます。
「上、下のリズムでよこ糸をたて糸にくぐらすんだね☆」
2段目は、1段目とは上下が逆になるように通します。
「たて糸とよこ糸が交差して布が織れるんだ!」
![裂き織り⑦](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/95b2b9380c1afb16ef2e74b4512d19521.jpg)
![裂き織り⑧](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/2a41c66d583697882964461293d73ad01.jpg)
「だんだん上手に織れるようになった。楽しい~」
必要な長さまで織れたら、たて糸をボード裏の中央で切り2本ずつ根元で結び、房を作ったら完成!
「頑張って家族みんなの分のコースターを作ったよ」「家にある古着でいろいろな作品を作りたいな♪」
最後に、豊田佐吉の開発した動力織機が現役で活躍している工房がビデオで紹介されました。
「すごく大きな音!」「さすが!機械は便利で早いね☆」
![裂き織り⑨](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/2b1c063ded9be7034f476435a28794fe2.jpg)
![裂き織り⑩](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/a70111d87ed75507041d1c9b20301da71.jpg)