お知らせ
純銀ねんどでアクセサリーをつくろう
ワークショップ
2018.3.10
3月10日(土)に、「純銀ねんどでアクセサリーをつくろう」を開催しました。
講師は、日陶科学株式会社の佐宗さんです。
今回は、“純銀ねんど”という、見た目は普通のねんどなのに高温で焼くと純度99.9%の銀になる材料の不思議を楽しく学びながら、素敵なアクセサリーを作ります。
![純銀①-1](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/b7be41ab4356324d0d473b80e9b38c59.jpg)
![純銀②](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/d81772e50aea427b0559408602d94608.jpg)
![純銀③](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/7783879af41bfec394240c4f996ab867.jpg)
![純銀④](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/e1b2921aaad0a626deebaf328e582366.jpg)
「柔らかくて作業しやすいね。ねんどを丸めて・・・」「手の温度でも乾燥するから手早くしないと!」「型に入れる時は、指の腹でしっかり押さえるんだね」
型取りしたねんどに金具取り付け用の穴を開けておきます。
![純銀⑤](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/6806c9bd2cb5aec6f029738af136aa2c.jpg)
![純銀⑥](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/2b88dc078cf721ada8270d09791625f7.jpg)
乾燥を待つ間に「ねんどが純銀になるメカニズム」について学びました。純銀ねんどを使った作品の製作工程のDVDも鑑賞。
「乾燥と焼成が重要なんだね」「化学反応で銀になるんだ・・・面白い!」
![純銀⑦](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/6dd85a84f603bcd8afb05d2306180cbe.jpg)
![純銀⑧](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/42a234dbd2dc8f85ce5765a5de66a5ef.jpg)
「柄は磨かないよう注意しないと!」「乾燥して固くなったけど、まだねんどの状態だから割れやすいよ。慎重に・・・」
5~10分ほど再度乾燥させたらいよいよ焼成です。炉に入れ待つこと約5分・・・
「すごい!約900℃にもなるんだね」「ここで純銀に変わるんだ☆」
焼き上がりの時間までクイズにも挑戦!
![純銀⑨](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/c58ba5cb57998280d1edf8951094bffd.jpg)
![純銀⑩](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/a9cd1f80625211dbdbfab0830fb3ecbd.jpg)
「銀色に変わるのかと思ったけど・・・焼き上がりは白いんだね」
ステンレスブラシで磨いて銀肌を出し、細かい部分はみがき棒を使います。
「みるみる色が変わっていくね☆」「うわ~、鏡みたいにピカピカになったよ!」
![純銀⑪](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/b03fd55ab0d89e7c10e819ba03d5bc7f.jpg)
![純銀⑫](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/e3206daaf97507d911f1fc860e0c93d1.jpg)
「キレイ~さっそくカバンにつけよう♪」「ずっと作ってみたいと思っていたから、すごく楽しかった!」
今回、体験した金属の研磨作業は当館の自動車館「プレス型製作技術の変遷コーナー」の「手彫りプレス型の製作に用いた手作業の工具類」に詳しく展示されています。1957年まで、ヤスリや砥石を使った手作業で初代クラウンのフェンダーの金型を磨いていたとのこと。ぜひ見学してくださいね☆