お知らせ
手織り布でオリジナル☆携帯ケースをつくろう
ワークショップ
2016.6.23
6月5日(日)に、「手織り布でオリジナル☆携帯ケースをつくろう」を開催しました。
講師は、文化センター等で手織りを教えている「手織り工房YUKI」の辻澤さんです。
今回は卓上の手織り機を使って布を織り、携帯ケースを作ります。
最初によこ糸を選びます。今日は、織ると色合いが変化していく段染めの糸を使います。
※段染め・・・糸を種々の色で太い横縞に染めること
次によこ糸の準備です。シャットルに8の字を描くように片側20回ぐらい、合計で40回ほど糸を巻きつけていきます。
先生から織り方の説明を受け、製作開始!
織り始めの8段ぐらいは別の糸で捨て織りをします。綜絖(そうこう)を上側にセットし、上下に分かれているたて糸の間にシャットルを通します。
※ 綜絖・・・織機でよこ糸を通すためにたて糸を上下に分ける器具
続けて、綜絖を下側に入れ替えてシャットルを通し、1段織ることができました!この一連の動作を繰り返して、布を織っていきます。
![携帯ケース③](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/63fad308e902cc6aa4fc94c52498fb9f.jpg)
![携帯ケース②](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/c50ed01d34703611fa7a324c0c788e20.jpg)
![携帯ケース④](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/592fe7b3821ba2b21558a5529b509c75.jpg)
![携帯ケース⑤](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/dfc23cde12081414e0d374ec6b7f27b6.jpg)
「たて糸が上下に入れ替わり、たて糸とよこ糸を交差させて織っていくんだね!」
たて糸によこ糸がしっかり入るように、よこ糸を30度の位置に置いてから、綜絖を手前に引き寄せます。
「よこ糸をまっすぐの位置に置いて引き寄せると、だんだん布の幅が狭くなるから気をつけないと!」
ある程度織れたら次は違う色の糸に変えていきます。織りながら自分のイメージに合わせて長さや色の組み合わせを考えます。
![CIMG3993](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG3993.jpg)
![CIMG4215](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG4215.jpg)
![CIMG4095](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG40951.jpg)
![CIMG4090](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG4090.jpg)
全体の長さが 20㎝ほどになったら捨て織りをして、手織り機から布を切り離します。端がほつれないよう先生がロックミシンで処理した後、ミシンで縫い合わせ、袋状にしてくれました。
最後にフェルトのモチーフをグルーガンで貼り付けて完成!
![携帯ケース⑨](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/4890ae6768e8fd82686613e1a0e0cf0f.jpg)
![携帯ケース⑩](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/113f0e08d118ebe70b6ba1a6bd933857.jpg)
「段染めの糸は、同じ糸で織っても色の出方が違って面白いね!」
どの作品も縞模様のグラデーションが素敵です♪
繊維機械館では様々な織機の実演を見ることができます。今日、体験した手織り機との違いや共通点を探してみて下さいね☆
![携帯ケース⑪](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/6fae0fa76422bd85f2b90ffb1a8458d0.jpg)
![CIMG4139](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/CIMG4139.jpg)