お知らせ
よく走るペットボトル自動車をつくろう
4月19日(日)に、「よく走るペットボトル自動車をつくろう」を開催しました。
講師は、豊田市内の交流館などで工作イベント活動をされているトヨタDIYの橋本さん、中島さんです。
今回は、身近にあるペットボトルを使って自動車を作り、高さのあるコースを走らせます。
プログラムの流れについて講師から説明を聞いたら、まずは必要な材料を揃えます。
材料はすべて、講師が加工したものです。もともとトヨタ自動車の元町工場で勤務されていた経験を生かし、素早く正確に加工するため多くの工夫をされています。実際に穴を空けたり、棒を切ったりする作業の実演を見ることができ、子ども達は興味深く眺めていました。
![15ペット①](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/d090a7430f8d3207779cb785f88d79d0.jpg)
![15ペット②](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/66d65a1f805094ee5fffffe787315b05.jpg)
![15ペット③](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/cc6b4135bba29e7db22dc2b36956ce2c.jpg)
![15ペット④](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/83f34ddec8e07412f46cd0efda3555b3.jpg)
それでは、いよいよ製作開始です。まずはキャップを2個合わせてビニールテープを2重に巻き、タイヤを作ります。
ここでのポイントは、ビニールテープの長さをしっかり測ること!ビニールテープの長さの違いは、タイヤの外周に影響します。タイヤの外周がバラバラだと、車はまっすぐに走らず曲がってしまうのです。
専用の棒を使って均一な長さのビニールテープを準備したら、8個のキャップを使い4個のタイヤを作ります。
![15ペット⑤](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/7c87ee39cb8844f540f2ebdada31dc45.jpg)
![15ペット⑥](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/f13b9230e7442cdb73341ec87b21b4e8.jpg)
![15ペット⑦](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/9ddd5d546fd7878efa8acb6901ba0155.jpg)
![15ペット⑧](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/064250d02b92fdf6d197882ea0b78a1a.jpg)
タイヤ、タイヤ止め(柔らかいビニールチューブを切ったもの)を入れた軸を挿入治具にセットします。挿入治具も、講師の手作り。握り玉は、工場ラインで使用するレバーに使われていたものです。
握り玉を上から「グッ」と押しこむことで、軸とタイヤを組み付けます。簡単そうに見えますが、ちょっと押したぐらいではビクともしません。低学年の子たちは、親子で協力して作業を行いました。
![15ペット⑨](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/3c54bc43bb4684d95ec996ad5eeabb0b.jpg)
![15ペット⑩](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/fe581948746b048e49f2e244a033c673.jpg)
![15ペット⑪](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/7fc9365d6c7a754e98b115ecbce1a719.jpg)
![15ペット⑫'](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/fd1688c6bb7cb052f277c9df154d1129.jpg)
タイヤの内側にスペーサー(堅いプラチューブを切ったもの)を入れ、ペットボトルに組み付けます。スペーサーがあることでタイヤがペットボトルに当たらず、摩擦が減って走行距離が延びます。
もう一方のタイヤも治具を使って組み付け、最後に好きなシールを選んでデコレーションをします。完成したら、さっそくコースを走らせてみます。
![15ペット⑬](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/0099cb2b107b562325b66c3f3f8d96e0.jpg)
![15ペット⑭](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/ddf245cb972cbf9c1d5f41d6a2c06b97.jpg)
![15ペット⑮](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/4938f4f92ac65375f6e075dac02b14ae.jpg)
![15ペット⑯](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/1f2e99377820a24a4a6d8976dde874d5.jpg)
高さのあるコースを、ペットボトル自動車は勢いよく走っていきます。キャップの大きさの微妙なバラつきなどにより、車の走り方にはそれぞれのクセがあります。自分の車が左右のどちらに曲がりやすいか確認できたら、講師のアドバイスを元に調整を行います。
片側の前輪タイヤにビニールテープを少し貼り足せば、車の進み方は明らかに変化します。制限時間いっぱいまで調整と試走を繰り返し、最後に誰が一番長い距離を走らせることができるか、大会を行いました!
![15ペット⑰’](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/066c4f394f472b864ffde0ad5ce776c8.jpg)
![15ペット⑱](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/9730b4d5e787083477fbb02e3ce5d821.jpg)
みんなが見守る中、一人ずつ順番に走らせます。手で勢いをつけるのは反則なので、「よーい、スタート!」の合図でパッと手をはなします。
どの車も本当によく走り、中には会場の外まで曲がらず一直線に走っていく車もあって、とても盛り上がりました。上位入賞者の発表では、全員から大きな拍手が送られます♪ 惜しくも入賞をのがした子も、調整の中で着実に距離を伸ばしていて、本当に素晴らしかったですね。
モノづくりの奥深さを感じられる楽しいワークショップでした♪
![15ペット⑲](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/4e47be2f53656fb0ddde44c2d723abf8.jpg)
![15ペット⑳](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/193354ab200b2c5bff45068e7eb511ec.jpg)
![15ペット⑳’](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/a20d147e21fb9d9040a2350a6ff2b164.jpg)
![15ペット⑳”](https://www.tcmit.org/wp-content/uploads/6fadff79824ce30d60750991e97903ea.jpg)