7月20日(土)に、図書室で体験教室「連鶴をおろう!」を開催しました。

講師は、愛知製鋼株式会社OBの 角(すみ) 信雄 先生です。

 

2003年頃から独学で連鶴の勉強を始め、常滑市や知多市でグループ展を開催し、

その後、名古屋市で体験教室を開催するように。

また、名古屋市の電気文化会館での個展開催や東京都美術館の公募展への出品、

テレビで活動の様子を紹介されたりと、20年に渡りご活躍されています。

 

「連鶴」が考案されたのは江戸時代。その頃の鶴の折り方は、今とは少し違うところがありました。

江戸時代の折り方で折った黄緑色の鶴と、現代の折り方の水色の鶴とを見比べてみましょう。

 

よく見ると、江戸時代の鶴には羽の中央に折り線がありません。

無駄な線の無い、洗練された美しさを持つ折り鶴です。

 

   

違いを確認できたところで、まずは江戸時代の折り方を1羽の鶴で学びます。

これから折る連鶴の基本となる折り方ですので、確実に身につけましょう!

 

基本の鶴を学んだら、異なった2色の鶴が連なった、「妹背山・異色」に挑戦です!

正方形が2枚つながった用紙を半分に折って、1枚の正方形にして折り進めます。

 

最後にちょっとしたテクニックを加えたら出来上がり🎵

お雛様にも見立てられる、雌雄二羽の鶴が並んだ「妹背山・異色」が完成です!

続けて同じ色の2羽が連なる「妹背山・同色」に挑戦です。

 

用紙が小さくなって、難易度UP。でも基本の折り方ができていれば、これも同じ手順なので大丈夫!

さぁ、今日の作品すべてが完成です❣

 

「貴重な体験ができました。」

「少しおり方をかえることで、もようが変わるのが面白かった。」

「不器用のためチャレンジすら小学校以来でしたが、折れて感動しました」

と、参加者アンケートからも、ちょっとした工夫で いつもの鶴が華やかに変身することに感動された様子がうかがえます。

 

何度も折って、仕組みが分かってくると、違う連鶴にも挑戦できるようになります。

いろいろ作って、ご家族やお友達にもプレゼントしてあげてくださいね♪

 

次回の体験教室「連鶴をおろう!」は、10月19日(土)に開催予定です。

是非ご参加ください!